資産運用としての投資とは?
資産運用とは、自分自身の資産を株や債権といった何かに投資することで運用益が生まれてそれによって稼ぐ方法です。
一昔前までは、こういった資産運用はお金を持った方々の稼ぎ方だったのです。
なぜなら、銀行や証券会社もある程度資産をもった方でないと、なかなか投資を行うことができないからです。
しかし、今はインターネットを利用した投資や、少額から投資ができるようなしくみが整っているため、手軽に資産運用を行うことができるようになりました。
ただし、投資は種類によって運用した資産が元本割れしてしまうリスクもある稼ぎ方になりますので、そのあたりは意識しておかなかればいけません。
基本的に日本人はリスクを抱えて何かをするよりは、安定を求める民族なので企業に属して労働することで安心して収入を得ることを求めますので。
ただ世界的にみると投資はもっと身近なもので、人口の半数の方が投資を行っている国もあるほどです。
情報商材やアフィリエイト、ドロップシッピングなどと同様に不労所得につなげることもできますし、資産運用に関して言えば古くからある稼ぎ方ですので信頼性はあります。
資産運用の種類
代表的な資産運用・投資の種類は
- 普通預金
- 定期預金
- 債券
- 株式
- 純金
- 不動産
- 投資信託
- FX
といったところです。
資産運用で投資をして稼いでいくには、元本割れのリスクがありますので、投資を1つにせず、純金への投資や不動産、債権などいろいろな対象に分散して投資を行ってリスクヘッジすることが大切です。
こういった分散投資は、アセットアロケーション(資産配分)といって、自分自身の資産を、定期預金、株式、純金、不動産といった投資先にどのくらいの割合で持つかを決めることをいいます。
そういった割合から、具体的に資産配分をした投資商品の組み合わせをポートフォリオといいます。
自分自身にあった運用目的や運用期間に適したアセットアロケーションを考え、その上で投資商品を組み合わせてポートフォリオを検討していくことで自分自身の投資スタイルが出来上がっていくのです。
とはいっても自分でポートフォリオを組み立てていくのは時間がかかりますし、本業を持っている方や忙しい方であれば投資信託を利用するのがおすすめです
資産運用におすすめの口座
資産運用で投資を行うため必要になるのは口座です。
銀行口座はみなさん持っているかと思いますが、それに加えて証券口座も持つことをおすすめします。
基本的に持っている銀行口座との相性がよい証券口座を選択するでいいかと思います。
ただ、投資を行ううえで証券口座の利点を考えて新しい証券口座、銀行口座をそろえるのもいいと思います。
優秀ないい証券口座としてのポイントは
- 手数料
- 取り扱い商品
- 情報コンテンツの豊富さ
- 信頼性と安定性
といったところです。
特に手数料は利用している口座ごとに変わってきます。
手数料が高いと、投資で稼いだ金額も減ってしまいますので口座選びのポイントとしては重要な要素です。
ですが、証券会社によっては取り扱っている商品や情報コンテンツなど様々ですので、自分自身が投資したい商品を取引できる証券会社の口座を選ぶことも重要です。
その他、証券会社によって投資情報やニュースといった情報を配信していたり提供してもらえたりします。
有料で提供しているところもありますが、口座を開設することで無料で得られることができたり、投資セミナーや専門家の解説なんかのサービスを提供している証券会社もあります。
初心者の方はそういった情報コンテンツやサービスも証券口座の開設条件にするのもいいと思います。
証券口座の開設は無料なので、よさそうな証券口座がいくつかあるのであれば、ひととおり開設してみて利用、検討するのも手です。
特にIPO株の取引を目指す場合は、複数の口座があるほうが手に入れる機会も増えますので有利になります。
証券口座はモッピーやげん玉などのポイントサイトを経由しても開設するとお小遣い稼ぎもできて少しお得です。
おすすめの証券口座
おすすめの証券口座は
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- カブドットコム証券
- GMOクリック証券
- 松井証券
といったところです。
この中の証券口座で、当サイトのおすすめ証券口座はSBI証券です。
投資だけでなく、ポイントサイトやアフィリエイトなどネット副業としてのお小遣い口座として利用できるので当面はこの証券口座があれば十分です。
定期預金で稼ぐ
定期預金で稼ぐとは、銀行に一定期間お金を預けることで利率に応じた利益を受け取り稼ぐ方法です。
普通預金に比べて利率が高いことがメリットですが、定期預金は預金開始から一定期間は預けないといけません。
中途解約はできるのですが、それにより利率が下がったりしますので気をつけましょう。
定期預金では基本的に複利で稼いで行きます。
複利とは、定期預金として、1年、3年など預ける期間中利子がつきますが、その利子を利子として受け取らずに預けたお金にプラスしていき、満期になった際にあわせて利子として受け取ることができる稼ぎ方です。
定期預金をするのであれば、ネット銀行で行うほうが利率がいいので、普通の銀行で定期預金をするよりはネット銀行で行いましょう。
ただし定期預金は他の資産運用とくらべて利益は小さいので、もっと大きく稼ぐには別の株やFXなどに投資することをおすすめします。
株式投資で稼ぐ
投資といったら株と誰もが思うように、株式投資はもっともメジャーな資産運用ではないでしょうか。
この株式投資には2つのメリットがあります。
1つ目は、株を保有することで得られる安定的な利益で、主なものとして株主優待や配当金などがこれにあたります。
2つ目は、購入した株の値上がり益による収益です。
投資した会社の業績が良くなると、その会社の規模も大きくなり、株の価値もそれに応じて大きくなっていきます。
たとえば100万円で購入した株が200万円の価値となってそれを売れば100万円の利益となります。
一般的に株を購入するにはまとまった資金が必要になるのですが、ミニ株と呼ばれる株は、通常の10分の1の価格で取引できるので、十分な資金がないうちは利用するとよいでしょう
この場合、株主優待は受けられないのですが、初心者やお試し、分散投資など利用するシーンはいろいろあります。
株主優待で稼ぐ
株式投資でも書きましたが、株式投資のメリットの1つとして、日本には株主優待制度があります。
株主優待では、主に投資した企業系列で利用できる商品券や金券、割引券などがもらえます。
ファミレスやマクドナルドなんかだと食事優待券、百貨店では割引優待と投資先によって結構種類があります。
これらは個人投資家に人気で、株主優待を受けるために投資するスタイルもあります。
株主優待では、投資した株の値下がりがあったとしても優待券そのものの利益は下がらないからです。
また、利用しないのであれば商品券や金券なんかはネットオークションで出品することもできます。
投資信託で稼ぐ
投資信託とは、ざっくり言うと、投資のプロにお金を預けてあとのことはおまかせするというものです。
集めたお金をひとつの大きな資金として、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用して、その運用の成果として生まれた利益を私たちに還元してくれるという金融商品です。
投資信託は、リスクもあまりなく得られる利益もあるので、投資の中ではもっとも安定している資産運用となります。
また、1万円といった少額で投資ができるため、投資初心者の方にもおすすめできる稼ぎ方ですし、分散投資もしやすいといえます。
海外投資で稼ぐ
海外投資とは、国内への投資ではなく、海外の金融商品へ投資を行う資産運用となります。
投資には、国内の金融機関から購入する方法と海外の金融機関から購入する方法の2種類があります。
海外投資といっても、国内の金融機関から購入することもできるため、意外と手軽に始めることができます。
当然、海外の金融機関からも購入することができます。
この場合、日本国内からでは購入できない金融商品も購入することができるので幅広い商品へ投資することができます。
(日本では金融商品に対する規制が厳しく金融庁で登録されている一部の商品しか購入できないためです。)
また、海外投資は、利回りが高かったり、投資する商品が豊富、税率が低いなどメリットがあり、さらに複利運用をすることでさらに利回りが高くなります。
反面、円と海外の為替相場の変動による資産価値の変動や、国の政治経済の変化による株、債権などの暴落などデメリットも大きいので、常に世界情勢や情報に敏感に対処していく必要があります。
インフレ対策
インフレとはモノやサービスの物価が上昇することです。
これは、同じサービスでも物価上昇前と後では、物価上昇後の方がお金の価値が下がってしまうということです。
インフレでお金の価値が下がるということは、口座などに預けているお金の実質的な価値は下がってしまうため、なにもしてないのに貯蓄しているお金は事実上減ってしまうということになります。
なのでインフレとはものや商品、サービスなど物価は上昇していくのに、貯蓄しているお金は減っていっているというまさにダブルパンチです。
インフレ対策としては、日本を脱出、海外の通貨に交換、実物資産の購入などの方法があります。
日本を脱出して海外に住むのは、現実的ではないですが、海外の通貨に交換や実物資産の購入はたくさんの方が実践しています。
海外の通貨に交換
海外の通貨に交換すると、国内でインフレが起きたときにリスクを減らすことができます。
インフレで国内のお金の価値が下がるということは、他の国のお金の価値が高くなることになります。
それを見越して日本円の価値が高い状態で、海外の通貨で預金することで、インフレ時に価値の高い海外のお金で交換することができます。
外貨預金は、都市銀行や地方銀行、ネット銀行でも取り扱いがあるので、意外と手軽に利用できます。
実物資産に交換
実物資産として有効なものは、金・プラチナに交換や不動産の購入となります。
金・プラチナや不動産といったものは、流通に限りがあったり、希少価値が高いなど、それ自体の価値が下がりにくく、評価も変わることがありません。
また不動産は、賃貸として利用できれば家賃収入も見込めます。
金・プラチナへの投資
金やプラチナといった貴金属は、そのもの自体に価値のある資産なので、世界的な経済情勢が不安定なときなども、その価値が変わらない、もしくは上昇します。
なので資金の一部を金やプラチナに投資することで資産を分散させる意味合いが強い投資方法となります。
ただし、金・プラチナへの投資はあくまで資産分散、資産価値の保全が主となりますので、ネット副業としてお金を稼ぐには、売却益をねらった売買しかありませんが、直接の収入は期待できないのでインフレ対策、リスク回避策と考えておきましょう。
将来に向けた資産形成としては、純金積立やプラチナ積立がリスクが少なくおすすめです。
利息としての収益がないのがデメリットですが、楽天証券では1000円からといった少額から積み立て可能ですので、長期的に積み立てできる方は検討してみてください。
不動産への投資
不動産への投資は、難しいものではなく中古アパートやマンションオーナーとして意外と多くの方が副業として実施しています。
また、不動産投資はインフレ対策としても優秀で、金やプラチナといった実物資産と違い、所有しているだけで家賃収入が見込めるからです。
万が一お金の価値がさがったとしても、不動産の価値はあがることも理由の1つです。
資産の保全だけでなく、増やすこともできる資産運用となりますので、インフレ対策として優秀となります。
FXで稼ぐ
FXとは、海外のお金を買って両替をすることでお金を稼ぐ投資方法となります。
海外のお金と国内のお金を交換するには、為替レートといって国内と海外のお金を交換する際の交換比率によって日々交換できる金額が変動しています。
この変動を利用してお金を稼ぐことができるのです。
またFXは、少額から投資できる資産運用で、株式投資では、100万円といった高額でしか投資できない商品が多い中、FXでは、証拠金という形で10万円から20万円ほどあれば、投資することができます。
レバレッジというシステムを利用すれば、元手となる証拠金を擬似的に数倍にして取引をすることができるのもFXの魅力の1つです。
FXでは為替レートの差益を利用した短期投資と、スワップ投資を利用した長期投資の2通りの稼ぎ方がありますが、初心者にはスワップ投資がおすすめとなります。